積水化学が通期見通しを下方修正した理由

積水化学工業は、2024年3月期連結業績予想の売上高と営業利益を下方修正した。売上高は23年10月時点の予想に比べ177億円減の1兆2623億円、営業利益は同50億円減の950億円を見通す。

単位億円、増減率%、下段通期見通し、▼は赤字・マイナス。配当がある場合の上段カッコ内は前の期の実績、下段通期見通し

新築一戸建て住宅の国内需要が想定を下回っていることなどを反映。「少しずつ回復しているが依然厳しい状況」(上脇太代表取締役専務執行役員)とみる。一方、高付加価値製品の拡販などで高機能プラスチックスなど住宅以外の3セグメントは最高益更新を見込む。

23年4―12月期は増収で、営業利益と当期利益は増益を確保した。住宅は新築一戸建ての受注が苦戦したが、リフォームなどが堅調。全社では自動車生産の回復や為替の円安などが寄与した。