機械の運転を止めずに清掃 農事組合を送検 八女労基署【2022年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2022年に掲載した記事で、2022年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。

2022年6月29日掲載【送検記事】

 福岡・八女労働基準監督署は、令和3年10月に発生した労働災害に関連して、農事組合法人光(福岡県筑後市)と同法人代表理事を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検久留米支部に書類送検した。機械の清掃作業時に、運転停止などの措置を講じていなかった疑い。

 労災は、筑後市内の農場で発生した。労働者がコンバインに残っていた脱穀米などを取り除く清掃を行っていた際、右腕を巻き込まれている。

【令和4年4月7日送検】