払い過ぎた源泉徴収税は還付を受けられる!

ここまで見てきたように、源泉徴収税は「税金の前払い」制度です。しかし、そもそも所得が少ないフリーランスや、源泉徴収の必要がない報酬まで源泉徴収されている場合、「源泉徴収された税金>本来納めるべき税金」となるケースがあります。

このような「税金の過払い」が発生している場合、源泉徴収された側は確定申告を行うことで払い過ぎた税金を「還付金」という形で受け取れます。

確定申告さえできれば、還付金を得るために特別な作業は必要ありません。還付金がある場合、税務署で処理が行われた後に指定の口座へ振り込まれます。

ただし、還付金を受け取るうえでの最大の注意点は、「税金が過払いになっていても税務署はその事実を教えてくれない」ことです。つまり、年間で源泉徴収された額を源泉徴収票からしっかりと把握し、確定申告書に自分で記載しなければ、税金は過払いのままになってしまいます。

フリーランスの方は確定申告を正しく行い、源泉徴収で払いすぎている所得税があれば還付してもらいましょう。

(執筆&編集:Workship MAGAZINE編集部、齊藤颯人)