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●アフリカへの期待

 ウクライナ危機以降、ロシアからの代替エネルギーが課題となっているが、アフリカが救世主となるかもしれない。

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 ロイター通信の試算によると、エネルギー企業がアフリカ大陸で検討中のプロジェクトは、総額1,000億ドルと報じている。2010年以降、東アフリカの沖合や内陸に強大な石油、天然ガスの埋蔵が発見されており、アフリカにかかる期待は大きい。

 ただ、IEA(国際エネルギー機関)の報告では、2014年の石油・ガス暴落時以降、アフリカのエネルギー向け投資は回復していないとしている。

 短期間で、石油・ガスをアフリカに置き換わることは容易ではないが、終わりの見えないエネルギー問題の救世主となれるのか?

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●アフリカと石油・ガス

 ナイジェリアは、サハラ砂漠における石油・ガス埋蔵量の60~70%を占有していると言われている。

 2021年の世界石油生産量ランキングでは、ナイジェリアが14位、16位~18位がリビア、アルジェリア、アンゴラのアフリカ勢が占める。

 天然ガス(2021年産出量)ではアルジェリアが10位、ナイジェリアが17位となっている。

 現在は石油・ガスをほとんど産出していないナミビア、南アフリカ、ケニアなども将来性があり、ロシアのエネルギーを完全に代替えとまではいかなくても、いくらかは補える。