東急不動産と東急不動産SCマネジメントが運営管理する商業施設あべのキューズモールは8月5日、2階フロアに「地域と共につくる、共に育む」をテーマにしたキッズスペース「キューズランド ベビー」をオープンする。

3階のキッズスペース「キューズランド」のベビー版として新設するもの。0歳から2歳の子どもを対象とし、子どもの遊び場にとどまらず、地域と連携した子育て支援イベントなども開催する。

「キューズランド ベビー」は、デザインの企画段階から阿倍野区の子育て支援団体「codomoto ままちっち」や、地域住民により「赤ちゃんの感性を伸ばせるような場所が欲しい」などの意見を集め、共に作り上げた。

<5つのゾーンを設置した「キューズランド ベビー」>

「ディスプレイゾーン」は、イベントで制作した作品を展示できるスペース。壁面がホワイトボードになっており、文字を書いたり、磁石で作品を掲示することができる。棚には立体作品の展示も可能だ。

「お絵描きゾーン」は、壁面がホワイトボードになっており、お絵描きや磁石のおもちゃを使った遊びができる。親同士のコミュニケーションボードとしても利用が見込める。

「遊具ゾーン」の壁面には、つかまり立ちができる遊具や音の鳴る遊具を設置。触る・見る・聞くなどの経験を通して、身体能力の発達や豊かな感性を養う。

「フォトゾーン」では、キューズモールのキャラクターと背比べをしたり、同じポーズで写真を撮ったりすることができる。子どもと楽しみながら、成長の記録を残せる。

「プレイゾーン」には、森の中の「ちいさなおか」をイメージしたクッションを配置し、座ってバランスを取ったり、避けてハイハイするなど自由な遊びを誘発する。イベント開催時には、広々としたフリースペースとして利用可能だ。

「キューズランド ベビー」のデザインキーワードは「キューズのもり」。木々が育ち、集まることで1つの「森」になるように、人々が集まることでコミュニティーが生まれ、「共に成長する」ことを目指す。東急不動産ホールディングスグループが取り組む「緑をつなぐプロジェクト」の一環として、壁や床、テーブルやベンチなど、手に触れる箇所に間伐材を使用した。今後は子どもたちを対象に間伐材を活用したワークショップなども予定する。

■キューズランド ベビー
所在地:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1「あべのキューズモール」内2階
営業時間:10時~21時、月曜日~金曜日(祝日を除く)10時~14時は「こそだてらす」として運営
対象年齢:0歳~2歳、対象年齢の子どもなら誰でも自由に利用可能
公式HP:https://qs-mall.jp/abeno/event/?cmd=detail&evt_id=2851