日清製粉はこのほど、熊本製粉の発行済み株式の85%を永坂産業より取得する旨の株式譲渡契約を締結した。株式取得に伴い、熊本製粉とその子会社は日清製粉の連結子会社となる見込み。人口減・少子高齢化による小麦関連製品の国内需要減や海外製品との競争激化など市場環境の変化が予想される中、日清製粉では両社が一体となり事業運営を行うことで市場競争力を高められると判断した。両社の各事業で相互補完メリットが得られ、シナジー効果によるコスト競争力と変化する市場への迅速な適応力が増すことを期待している。

日清製粉と熊本製粉は11年に業務提携を結んでおり、小麦粉、米粉の製品供給や原料小麦の調達などを協業するといった実績がある。16年に発生した熊本地震でも製品の代替供給や被災した生産設備の復旧支援を行うなど緊密な関係を築いている。

熊本製粉は1947年に設立。売上高は273億円(21年12月期)。独自の高い技術力、開発力とブランド力を有する企業で、特に九州地方では高い知名度と顧客の信頼を得ている。小麦粉のみならず、そば粉や米粉などの穀粉事業などにも強みを持つ。

日清製粉 熊本製粉を子会社化へは食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。