明治、伊藤ハム米久ホールディングス、マルハニチロはこのほど、3社共同で「めざせ1日80g!たんぱく摂ろう会」コンソーシアムを立ち上げたと発表した。コンソーシアム立ち上げに当たり日本栄養士会や長野県佐久市と連携、たんぱく質摂取の啓発活動に取り組む。今後も全国の自治体、教育機関や研究機関へと協業を拡大し活動を活発化させる。

厚生労働省が発表した国民健康・栄養調査によると、現代日本人のたんぱく質摂取量は1950年代と同レベル(1日当たり平均70g)にまで低下している。たんぱく質不足は、若い女性では過度なダイエットが原因で、貧血や出産時の低出生体重児の増加につながる。また高齢者では、少食などによって筋肉量が減り痩せすぎにつながり、さらには心身の機能が低下する「フレイル」(虚弱、脆弱)を招き、やがて要介護状態へと進む一因になるとも言われる。

コンソーシアムでは、こうした現代日本人のたんぱく質摂取量の低下や低栄養といった社会的課題の解決を狙いさまざまな啓発活動を行う。第1弾の取り組みとしては、今年9月から長野県佐久市との連携で市内の小学6年生に対して食育授業を行う。

また、日本栄養士会と連携した啓発イベントも計画、朝食欠食率が男女とも日本一にランキングされている沖縄県で最初のイベント開催が予定されている。

コンソーシアム設立を呼び掛けた松田克也・明治社長は「たんぱく質から、人生100年時代におけるウェルネス社会を実現したい。日本のたんぱく質摂取習慣を変えるため、意識変容から行動変容を図り、最終的に1日当たり80gの摂取量実現を目指したい」とビジョンを述べた。

「めざせ1日80g!たんぱく摂ろう会」設立 明治など3社共同は食品新聞 WEB版(食品新聞社)で公開された投稿です。