ダイドードリンコの「ミウ(MIU)」と「ELLE」のコラボ第2弾である「ELLE×ミウ ソーダレモネード」が6月6日から発売された。第1弾の「ELLE×ミウ スパークリング」に次ぐものである。この「ELLE×ミウ ソーダレモネード」は500mLのペットボトルで143円。ダイドードリンコによれば、「つい手に取りたくなるファッションアイテムのようなパッケージで、すっきりとした爽やかなレモンの味わい」だという。
 
なるほどその「ファッションアイテムのような」ということでコラボ相手に選ばれたのが「ELLE」というわけなのだ。一時期といっても1980年代のことであるが「マガジンブランド」の3強である「ELLE」「marie claire」「FIGARO」は、ファッションの世界では引っ張りダコの大人気でそれぞれかなりのライセンス契約が結ばれていた。今回のコラボのそもそもベースになっているブランド「ミウ」というのも「プラダ(PRADA)」のセカンドブランド「ミュウミュウ(MIU MIU)」を連想させる。ブランドに「ファッション」のイメージを付けたかったのだろうが、これでは売れなかったのだろう。パンチのあるサブブランドを付けてみようということで「ELLE」が選ばれたようだ。
 
今回、それらのブランドがどうなっているのか調べてみると、まず「ELLE」については、ライセンスの生産を行なっていたイトキンが2018年秋冬をもって全事業を終了するという告知を2019年1月に行なっていた。
 
「marie claire」については、2010年から三井物産をマスターライセンシーにしてライセンスビジネスが展開され、現在はアクロス・インターナショナルが「マリ・クレールビス(marie claire bis)」「マリ・クレームオム(marie claire homme)」を展開中だ。さらにニッキーがゴルフウェアをライセンス生産・販売している。
 
「FIGARO」については、セレクトショップグループのベイクルーズが別会社のラクラスによってセレクトショップ「フィガロ パリ(FIGARO Paris)」を2013年から運営していたが、すでに2017年に契約を終了している。
 
周知のように、婦人誌、それもモード誌と呼ばれる紙の婦人誌は苦戦が続いている。いずれも紙媒体から軸足をウェブへ移行している、その誌名をライセンスしてもウマ味は少なくなっている。
 
ここに来て、ダイドードリンコと「ELLE」がコラボ形式ではあるが新たな取り組みを始めているのは注目されるが、これが今後本格的な動きになるとはとても思えないのだが、このソーダレモネードの後に、また第3弾が登場してくるのだろうか。