イズミは6月6日、健康経営の推進を目的に、ソフトバンクのグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズのヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」を導入した。同日から、イズミおよびグループ会社の約1万6000人の従業員が、HELPO」を利用できるようになった。

「HELPO」は、オンライン健康医療相談や病院検索、一般用医薬品などの購入、オンライン診療の受診などをワンストップでできるヘルスケアアプリ。イズミグループの従業員は、「HELPO」を利用して、ヘルスケアテクノロジーズに所属する医師や看護師、薬剤師などの医療の専門家にチャット形式で24時間365日、気軽に健康に関する相談をすることができる。

また、健康相談の結果を踏まえて、約5000の医療機関の中から適切な医療機関のオンライン診療を受けることができるほか、一般用医薬品や健康食品などを「HELPO モール」で購入して自宅で受け取ることなどが可能となる。

イズミグループは、「従業員に寄り添い、健康づくりを支援し、働き甲斐のある職場を目指す」をテーマに、2022年度から本格的な健康経営の取り組みを開始した。従業員の健康増進と働きたくなる魅力ある職場づくりを目的としており、病気の発症や重症化を防止するためのツールとして、いつでも気軽に健康に関する相談を医療の専門家にできる「HELPO」を導入することになった。

日々の健康管理などにおいて気になることがあればチャット形式で簡単に相談できるため、多忙を理由とした症状の放置や重症化の防止などの効果を期待することができる。また、かかりつけの病院が開いていない休日や深夜、体調に急な変化が発生した際にも気軽に利用できるため、万が一病気が発症した場合には、オンライン診療の受診なども可能なため、従業員の健康をワンストップで支援する。

イズミグループは今後もさまざまな施策を通して、健康経営に取り組む。また、ヘルスケアテクノロジーズは、企業や自治体などへの「HELPO」の納入を通して、企業の従業員やその家族、各地域の健康増進・管理に貢献することを目指す。