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「シン・ウルトラマン」はエヴァの裏世界!?新旧シンジの伏線とは?【徹底考察】

日本を代表する特撮作品「ウルトラマン」を新しい解釈で映像化した映画「シン・ウルトラマン」。企画・脚本は「シン・エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」を手掛けた庵野秀明氏が務めていることもあり、ファンであればこれまでの作品との繋がりに期待する人も多いでしょう。現在YouTubeで配信されている予告編では、「シン」シリーズとの繋がりをほのめかす衝撃的なカットが多数公開されています。



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<映画『シン・ウルトラマン』予告より>


主人公はシンジから新二へ!「シン」に隠された意味とは?


「シン・ウルトラマン」と前「シン」シリーズに共通する最大の繋がりといえば、斎藤工さん演じる主人公・神永新二(シンジ)の名前。庵野作品においてシンジといえば、「エヴァンゲリオン」の主人公を思い出すでしょう。新旧2人のシンジには、実はある共通点があるんです。

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<映画.com「シン・ウルトラマン」より>


大前提に庵野作品では往々にして、宇宙から飛来した“何か”を「神」に値するものとして描いています。第3新東京市へ飛来する使徒はもちろん、神に似せて作られたエヴァンゲリオンも「神」。この法則に乗っ取れば、宇宙からやってくるウルトラマンも「神」といえるはず。

そして忘れてはいけないのが、シンジのたどった運命。エヴァンゲリオンを操縦し、やがて自らも「神」の位置まで昇華していきます。この関係をそのまま用いるなら、ウルトラマンに変身する主人公・新二もまた、「人間ではない何か」へと変貌を遂げるのかもしれません。

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<【公式】ダイジェスト これまでの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』より>

「シン・ウルトラマン」は“マイナス宇宙”の物語!?


以上の繋がりを踏まえて筆者がにらんでいるのは、「シン・ウルトラマン」の世界は「シン」シリーズの“裏世界”にあたるマイナス宇宙説。
本作の予告編を見てみると、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」や「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、「シン・ゴジラ」を連想させるシーンが多々あることに気が付くはず。


0:34からはウルトラマンがスペシウム光線を放っている姿が見られます。四方を山で囲まれた場所で戦う姿は、どことなく初号機と3号機の戦いを彷彿とさせるはず。続いて0:39には、防護服を着た「禍特対」の面々が登場。「シン」シリーズで防護服を着ているということは、核に関係した出来事が起こるとみていいでしょう。

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<【公式】ダイジェスト これまでの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より>


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<映画『シン・ウルトラマン』予告より>

さて、「シン」シリーズにおいてテーマのひとつとなっているのが、進化。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」では使徒との戦闘に誘発された初号機が疑似進化し、覚醒。のちにサードインパクトを引き起こします。その際に現れたのが、マイナス宇宙に繋がる「ガフの扉」。そして白く発光した4体の光の巨人アダムスがシンジの前に現れます。

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<【公式】ダイジェスト これまでの『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より>

そう、「光の巨人」といえばウルトラマン。アダムスの胸元をよく見ると、カラータイマーのような模様が。シリーズファンであれば4体の個体がどの歴代キャラクターを表しているか、ピンとくるはず。

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<『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告【公式】より>

ガフの扉の先にいるのが本当にウルトラマンだとすれば、すべての「シン」シリーズは表裏一体の世界に存在しているといえます。劇中では“シン化”を遂げ第二形態になったウルトラマンの姿を見られるのでしょうか?
「シン・ウルトラマン」の鑑賞を予定している人は、いま一度庵野作品を見返しておくと随所に隠されたアツいポイントに気が付けるかもしれません。

©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ

©カラー
©映画.com


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