新型「iPhone SE」キター!5G対応&高コスパで“買いスマホ”か?
Appleは2022年3月9日(水)に新製品発表会を開催し、新型iPhoneとなる「iPhone SE(第3世代)」を発表しました。本体価格は64GBが57,800円、128GBが63,800円、256GBが76,800円。
本機種の目玉はなんといっても、5G通信への対応と、「iPhone 13」シリーズと同一のチップ「A15 Bionic」の搭載。安価な値段が魅力的なSEシリーズですが、果たして第3世代は“買いスマホ”なのでしょうか?
「iPhone SE(第3世代)」は第2世代から何が変わった?
「iPhone SE(第3世代)」の主なスペックはこちら。前シリーズである第2世代と比較すると、重さは4グラム軽量化し、バッテリー駆動時間も最大2時間伸びていることが分かります。
iPhone SE(第3世代) | iPhone SE(第2世代) | |
---|---|---|
ディスプレイ | 4.7インチ | 4.7インチ |
重さ | 144グラム | 148グラム |
バッテリー持続時間 (ビデオ再生) |
最大15時間 | 最大13時間 |
ストレージ | 64GB 128GB 256GB |
64GB 128GB |
チップ | A15 Bionic | A13 Bionic |
アウトカメラ | 1,200万画素 / F値1.8 | 1,200万画素 / F値1.8 |
インカメラ | 700万画素 / F値2.2 | 700万画素 / F値2.2 |
なかでも注目すべきは、「チップ」。スマホの頭脳ともいえるプロセッサには最新モデルである「iPhone 13」と同じものを搭載。高速通信5Gにも対応し、通信速度、性能ともに大幅に進化しています。
ちなみに、アウトカメラの画素数は1,200万画素を誇るほか、「フォトグラフスタイル」などの便利機能もあり、カメラ性能だけを比較すると「iPhone 13」に近しい機能を安価に使えるといってもいいでしょう。
さて、近ごろのiPhoneで気になることといえば、「充電端子」や「イヤホンジャックの有無」など、痒い所に手が届く機能面ではないでしょうか? 結論から言うと、今回の発表ではiPhoneユーザーが期待する変更はなし。搭載された機能やコネクタ周りは以下の通りです。
iPhone SE(第3世代) | |
---|---|
充電端子 | Lightning |
ワイヤレス充電 | 〇 |
Face ID (顔認証) |
× |
Touch ID (指紋認証) |
〇 |
イヤホンジャック | × |
防水防塵 | IP67等級 |
Apple Pay | 〇 |
端末前面にはホームボタンが設置され、指紋認証に対応しています。一方、「Face ID」には非対応ですが、3月9日現在、顔認証はマスクをつけたままだと反応しない点を加味しても、デメリットにはならないでしょう。発表会のたびに注目を集める充電端子は、今回もLightningのまま。来る新作iPhoneでは「Type-C」への変更に期待!
「iPhone SE(第3世代)」は買うべき?
安価で高性能な「iPhone SE(第3世代)」は、購入を検討している人も多いでしょう。果たして、いま「iPhone SE(第3世代)」を買うべきか、それとも、すでに発売されている「iPhone 13」シリーズを買うべきか……。機種変更をして満足できるのは、こんな人!
「iPhone SE(第3世代)」がおススメなのはこんな人!
・ できるだけ安価な機種を使いたい
・ スマホでは連絡を取ったり、調べものをすることがほとんど
・ オンライン対戦ができるアプリゲームでガッツリ遊ばない
反対に慎重になるべきは、現在SEではないiPhoneシリーズを使っている人。前述した通り、「iPhone SE(第3世代)」にはホームボタンがついています。そのため、ディスプレイの上下にあるベゼル部分の幅は大きめ。画面サイズをネックに感じている人は、「iPhone 13」シリーズを購入するか、次回の新作発表を待ってもいいかもしれません。いずれにしても、一度実物を触って購入の判断をするのがおススメ。
ドコモでの「iPhone SE(第3世代)」の事前予約は、3月11日(金)午後10時からスタート。販売日は3月18日(金)となります。購入に関する詳細は下記公式サイトをご覧ください。
※本記事は3月9日時点の情報です。
※表示価格はすべて税込表示です。