まもなくペルセウス座流星群がピークに!見ごろはいつ?
8月は三大流星群のひとつに数えられる「ペルセウス座流星群」の出現シーズン。2021年は8年に一度の好条件のため、多くの流星が見られると予想されています。夏休みの思い出や子供の自由研究の題材に、家族で星空を眺めてみてはいかがでしょうか?
「ペルセウス座流星群」とは?
今回出現する「ペルセウス座流星群」は、毎年安定して多くの流星が見られる「三大流星群」のひとつ。最も流星数が増える極大期には、1時間あたり40個ほどの流星が観測できると予想されています。
国立天文台の発表によれば、2021年のペルセウス座流星群の出現期間は7月17日から8月24日まで。天候などの条件が揃えば、8月23日まで出現している「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」との天体ショーも見られるかも!
「ペルセウス座流星群」最大の見ごろはいつ?
2021年のペルセウス座流星群の極大日は8月13日4時頃で、前後数時間は出現する流星がとても活発になると予想されています。なかでも観測に適しているのは、11日夜から13日夜までの3夜。3日間とも21時頃から流星が見られ、夜半から薄明に近づくにつれ流星数が増えるでしょう。
特に13日の夜明け近くは1時間あたり50個ほどの流星が現れるといわれているため、天気や街灯などの条件によっては空をかける星を連続して目にすることができるかも。
観測する際には流星群が活発になる日時に視界が開けた場所で、空全体を見渡すように眺めるのがおススメ。目が屋外の暗さに慣れるのを待つため、最低でも15分ほどは観測し続けてみましょう。
出典:国立天文台(NAOJ)
※本記事は8月3日時点の情報です。