今年は「ぴえん」の年? Simeji 今年の顔文字大賞2020が決定!
AndroidやiOSで使える日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ『Simeji』が「Simeji 今年の顔文字大賞2020」を発表しました。
今年は外出の機会が少なくなったことで、よりテキストで会話することが多くなったのではないでしょうか。
Simejiでは約20万種類あるの顔文字の中からユーザーが多く使用した顔文字や、今年話題となった言葉が反映された顔文字13種類をSimejiスタッフが選出しました。
Simejiスタッフによる今年の顔文字大賞の講評
投票総数7,000件を超える中から上位種類を選び、その中から今年のトレンドに合った顔文字を大賞として決定しました。
Simejiスタッフからの顔文字大賞の講評、ユーザーコメントをご覧ください。
今年、皆さんはどんな顔文字を使いましたか?
今回のキーワードは「ネガティブの昇華」です。出典元: Simeji 今年の顔文字大賞2020
ぴえんは「令和版『あはれ』」というユーザーのコメントもあるように、「悲しみ」の表現でさえも「可愛さ」へと転換してしまうところにコミュニケーションの成熟を感じさせられます。3位にランクインした「ほげ」も「分からない」という気持ちを「かわいく」昇華し、ネガティブ感情を転換しています。
新型コロナウイルスにより自粛を求められる期間も長い年となりましたが、
そんな環境下でも洗練されたテキストコミュニケーションが開花しているようです。
Simeji今年の顔文字大賞2020ランキング
「Simeji 今年の顔文字大賞2020」のベスト4に選ばれた顔文字を紹介します。
第1位:「ぴえん」
ユーザーのコメント出典元: Simeji 今年の顔文字大賞2020
「今年から就職の為離れて暮らした娘と1番よく使ったので」
「自分の感情をあざと可愛く表せるから」
「今年は見ない日がないってくらい【ぴえん】を使っている友人知人が多かったから」
「令和版『あはれ』」
映えある第1位は「ぴえん」でした。編集部の私でも学生が言っている場面に出くわしたり、SNS上で見たことがあります。2020年は文句なしで「ぴえん」の年と言えるでしょう。
第2位:コロナニパンチ( ∩'-' )=͟͟͞͞⊃ 読み「ころな」
第2位は今年特有の「ころな」でした。
「今年はコロナで始まりコロナで終わる。終わりがみえないのでせめてグーパンチしたい!!」、「コロナのせいで色々潰れてしまったので、パンチしたくなる気持ちになるのでピッタリかな?と」と言うまでもなくコロナの影響は甚大です。
この顔文字を使わなくなる日を望んでます。
第3位:(੭ ᐕ))? 読み「ほげ」
ユーザーのコメントでは「自分の都合が悪い時に使いやすい上に、相手をあまり怒らせないから」、「返事に困った時や何て返せばいいか分からない時に、可愛らしさもありつつイラッとさせずに送れると思ったから」とありました。
「ほげ」を送られてきたら自分の行動を見直してみようと思います。
第4位:(*´³`*) ㄘゅ 読み「ちゅう」
第4位は「ちゅう」。
「感謝、喜び、ラブ、大好き、ありがとう、最高…など たくさんの意味で使っています。」、「コロナで会えない時に文章の最後に、会えない切なさを絵文字で伝えた」など、ユーザーのコメントを見るかぎり、みなさん乱用しているようでした。
汎用性が高すぎますね。ポジティブな意味が多いので年内は多用しようと思います。
今年のノミネート顔文字と歴代の顔文字大賞
昨年は「ラグビー」や「れいわ」などがランクインし、その年の世相を表しているようなランキングでした。
今年は「ぴえん」「ころな」などがランクインし、惜しくも上位に食い込めなかった顔文字も講評の通り「可愛さ」が目立つ顔文字がノミネートされています。

出典:PR TIMES

出典:PR TIMES
※契約している通信事業社や使用中の端末によって一部表示されない顔文字や絵文字があります。
※「Simeji 今年の顔文字大賞」は、文字や記号、絵文字を組み合わせた表現を「顔文字」としています。
ほかにも「ベストYouTuber2020」などのランキングがたくさん!
Simejiでは「ベストYouTuber2020」、「ハッシュタグオブザイヤー2020」など、その他にも若者向けのランキングが多くあるので、興味のある方はそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
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