楽天ふるさと納税のポイント廃止で損する? 2023年末でも利用すべき理由
本記事では「楽天ふるさと納税」のポイント廃止についての真相のほか、2023年末が迫った今、利用してもお得なのかどうかについて解説します。
ここ最近は各ふるさと納税サイト返礼品の「量が減っている」「お得度が下がった」ケースがあるのは事実です。ただ、「楽天ふるさと納税」は楽天系列のキャンペーンが充実しているため、今から利用しても無駄にはなりません。
ふるさと納税についての疑問点を解消して、「楽天ふるさと納税」をお得に利用しましょう!
ポイント最大30.5%還元!
→楽天ふるさと納税で返礼品を探す
楽天ふるさと納税でポイントが廃止されたのは本当?
結論から言うと、「楽天ふるさと納税」によるポイント還元の廃止はされていません。ただし、ここ最近は楽天をはじめ世の中の動きにより、お得度が下がった面があるのも事実です。
概要をまとめた結果は以下のとおりです。
楽天ふるさと納税・ポイント廃止の真相
- ポイント廃止はされていない
- 「納税ポイント10倍キャンペーン」は廃止
- 上記キャンペーンがなくなり混同されやすくなった
- 2023年10月から法律改正もされている
- 一部キャンペーン廃止後も依然お得な制度に変わりはない
2023年10月からの法律改正により、楽天は一部のお得なキャンペーンを廃止せざるを得ない状況になりました。
ただし、この影響を受けたからといって「楽天ふるさと納税」の利用は損にならない上に、むしろ今から利用してもお得な事実は変わりません。
その根拠を以降で説明していきます。
ポイント廃止自体はされていない
「楽天ふるさと納税」を利用すると、各商品に記載されている楽天ポイントがもらえます。
どのジャンルの商品にも、値段表記の下に「○○ポイント」と付与されるポイントの数が記載されています。
それにも関わらず、一部で「ポイント付与そのものが廃止された?」と誤解されてしまっているのには理由があります。
「納税ポイント10倍キャンペーン」は廃止
2023年秋頃まで、各自治体が「楽天ふるさと納税」サイト内で出品している商品へ独自にポイントを加算する動きがありました。
ポイントの出どころでは楽天ではなく、返礼品を提供する各自治体でした。よりお得に利用してもらおうとこのような取り組みをする自治体が増えた結果、競争が激化。
結果的に「本来のふるさと納税の趣旨から外れてしまいかねない」などの理由で法律改正がされました。
2023年10月から法律改正されている
競争の激化で各自治体の負担が大きくなることが懸念されたこともあり、2023年10月より法律の改正がされました。
<主な改正内容>出典元: 総務省
・ 募集に要する費用について、ワンストップ特例事務や寄附金受領証の発行などの付随費用も含めて寄附金額の5割以下とする(募集適正基準の改正)
・ 加工品のうち熟成肉と精米について、原材料が当該地方団体と同一の都道府県内産であるものに限り、返礼品として認める(地場産品基準の改正)
▲改正内容の説明は0:00~2:15まで。
これにより、ふるさと納税サイトのほぼすべてが法律改正の影響を受けました。「楽天ふるさと納税」で実施されていた「納税ポイント10倍キャンペーン」の廃止は法律改正に伴う動きのひとつといえます。
利用者側にとっては返礼品でもらえるものが少なくなり、相対的にお得度が下がったために「改悪された」と言われていますが、競争の激化を緩和して自治体の負担を減らそうとする狙いもあります。
必要に応じてワンストップ特例制度も活用
ふるさと納税に関する法律のひとつに「ワンストップ特例制度」があります。確定申告をしなくても寄付金による控除が受けられる仕組みで、手続き自体も確定申告に比べると簡易的です。
「1年間につき5つの自治体まで」適用される決まりで、寄付した自治体へ「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」の書類を送る必要があります。
「楽天ふるさと納税」で利用する場合は、申し込みの際に「ワンストップ特例申請書」を希望するを選択するようにしましょう。
一部キャンペーン廃止後も楽天ふるさと納税はお得な制度
法律改正で受け取れるポイント数が一部減少しましたが、それでも「楽天ふるさと納税」の利用がお得な点は変わりありません。
楽天ふるさと納税のメリット
- ネット通販(楽天市場)とほぼ変わりなく利用できる
- あらゆる手段でポイント還元を受けられる
- 各自治体の特色がわかりやすく掲載されている
「楽天ふるさと納税」の利用で、普段のネットショッピングと同じ感覚で申し込みができるだけではなく、楽天系列の各種サービス・キャンペーン利用で大量のポイントが獲得しやすい点が最大のメリットのひとつです。
さらにサイト内も、返礼品を提供している各自治体の特色や商品の紹介が詳しく掲載されているので、寄付する場所重視で選びたい人にとっても参考になりやすいです。
「法律改正後だから……」とあきらめず、お得な制度をフルに活用しましょう!
2023年末でもまだ間に合う!
楽天ふるさと納税で返礼品を選ぶ楽天ふるさと納税と一緒に利用したいキャンペーン
「楽天ふるさと納税」のポイント廃止の真相がわかったところで、ここからは「楽天ふるさと納税」で開催されているキャンペーンについて紹介します。
思い立ったときに申し込むのも悪くないですが、楽天ポイントを追加で獲得すればさらにお得! 開催されるキャンペーンを併用して、プラスアルファで対策をしましょう。
常時開催キャンペーン
毎日もしくは毎月〇日など、決められた日に開催されているキャンペーンです。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)
SPU(スーパーポイントアッププログラム)を利用すると、最大16倍のポイントがもらえます。
毎月1日から末日までの間に買い物をした合計金額や、登録している楽天系列サービスの数によりポイントの倍率が決まって、その倍率に基づいて計算されたポイントを翌月に獲得できるシステム。もちろん「楽天ふるさと納税」での申し込みによる金額も対象です。
たとえば「楽天ふるさと納税」のほかに「楽天市場アプリ」と「楽天ブックス」を利用していれば+0.5倍ずつなので、これだけでもポイントが2倍。利用中のサービスが増えたり楽天カードを使用していたりなどの条件でもさらに倍率が増加していきます。
SPUについて詳しく知りたいなら
5と0のつく日・ご愛顧感謝デー(毎月開催)
ポイントの倍率がアップするキャンペーンのひとつで、事前エントリー後の買い物が対象になります。
その名のとおり日付の末尾に5か0がつく日(5日・10日・15日など)に開催されるのが5と0のつく日。ご愛顧感謝デーは毎月18日です。
ポイントの倍率や上限額がそれぞれ微妙に異なるので、合計金額や会員ランクによってどちらがお得になるかが異なります。
結局どっちがお得? 2つのキャンペーンの違いとおすすめをチェック!
ワンダフルデー(毎月1日開催)
ワンダフルデーは毎月1日に開催されているポイントアップキャンペーン。こちらも「楽天ふるさと納税」のほか、楽天市場・楽天ブックス・楽天Koboなども対象です。
特設ページでエントリー後に買い物すると、ポイント倍率がアップしたり対象ショップに利用できるクーポンで割引されたりします。
ワンダフルデーについて詳しく解説!
お買い物マラソン
お買い物マラソンは、複数のサイトで買い物をすることでポイントが最大10倍もらえるキャンペーンの総称。
お買い物マラソンの対象サイトには「楽天ふるさと納税」内の返礼品も含まれているので、まとめ買いを予定しているなら一緒に購入するのがおすすめです。
この記事だけでお買い物マラソンを理解できる!
番外編:楽天モバイルとの併用
「楽天ふるさと納税」に限らず、ポイントを貯めるなら利用サービスを楽天系列で統一するのがおすすめです。利用サービスが増えるほどポイントの倍率が変わるため、目に見えて早く楽天ポイントが貯まるようになります。
なかでもスマホの買い替えやキャリアの変更を検討している場合は、「楽天モバイル」に乗り換えるのも効果的。「楽天モバイル」利用中は楽天市場の買い物でもらえるポイントが最大3倍になります。
基本料金も1,078円からと格安なので、節約も兼ねて導入をするのが良いでしょう。
併用でさらにお得!
楽天ふるさと納税×楽天モバイル不定期開催・期間限定キャンペーンほか
39(サンキュー)ショップキャンペーン
「39ショップ」とよばれる対象の店で商品を購入すると、ポイントが2倍になるキャンペーンです。楽天市場の大半が「39ショップ」の対象になり、「楽天ふるさと納税」の返礼品も例外ではありません。
期間中はエントリーの上、「39ショップ」で3,980円以上の商品を選ぶだけです。最新情報は公式サイトや当サイトTOPICSのキャンペーン情報をチェックしてください。
ショップを選んでさらにお得!
楽天39ショップ最新情報を随時更新!
勝ったら倍キャンペーン
楽天がスポンサーを務める野球チーム「楽天イーグルス」サッカーチーム「ヴィッセル神戸」の試合結果により、ポイントが倍になるキャンペーンです。
対象期間は試合に勝った日の翌日0時から24時間。ポイントがさらに追加でもらえるので、特に高額な買い物をするときほど恩恵を受けられます。
ただし、年末年始はオフシーズンで開催されていない日の方が多く年末の「楽天ふるさと納税」に合わせるのは難しいところです。開催されていなくても無理をせず、2024年度に改めてチェックするか、ほかのキャンペーンを利用してみましょう。
野球・サッカーの勝敗をチェック!
楽天・勝ったら倍楽天ポイントを利用した納税も可能
「楽天ふるさと納税」を利用すれば、ポイントを利用した納税もできます。申し込みしたあとは、納めた寄付金に応じた控除を受けられるので申請も忘れずおこないましょう。
楽天ふるさと納税利用の流れ
- 返礼品を選び「寄付を申込む」を選択
- 必要事項を確認して購入手続きへ(注文者=納税者になっているか確認!)
- ポイント利用する場合は「変更」を選択して利用ポイントを入力
- 内容を確認して「注文を確定する」を選択
なお、ポイントを利用しない場合でも同じ流れで申し込み可能です。
楽天ふるさと納税でおすすめしたい返礼品
ふるさと納税による返礼品は多種多様で、「楽天ふるさと納税」も幅広いジャンルから選択できます。
ただ、こだわりはなく「ふるさと納税の利用が目的」「返礼品はなんでもいい」という場合は、日常でほぼ必ず利用するお米や食品などの消えものがおすすめです。
食品以外にも重宝するのが日用品。
トイレットペーパーやティッシュなどの返礼品を申し込めば、こまめに書い足しに行く手間が省けて節約にもなるので一石二鳥です。
逆に「この機会だからこそ、気になっていたものを試してみたい」「高級食材をお得に食べたい」などのこだわりにも対応しています。
各地で名産品が多数取り揃えられているので、地域別・ジャンルで絞り込み確認してみましょう。当サイト・TOPICSでも、「楽天ふるさと納税」で利用できる各地域のおすすめ返礼品を多数紹介しているので参考にしてみてください。
こちらもチェック!
年始の準備もふるさと納税で!
楽天ふるさと納税以外のおすすめサイト
「楽天ふるさと納税」以外で定評のある、ふるさと納税おすすめサイトは上記3サイト。
「さとふる」はふるさと納税サイト認知度No.1・満足度90%以上を謳っていて品ぞろえの豊富さ・控除額シミュレーションやオンライン申請の使いやすさが人気です。
ほかにも「ふるさとチョイス」は食品、日用品のほか旅行やイベント系など形のない体験型も選べたり、「ふるさとプレミアム」はリッチな気分になれる食品の品ぞろえに定評があったりします。ふるさと納税にまつわるサイトは多数あるので併せてチェックしてみてください。
楽天ふるさと納税とポイントに関するQ&A
2023年末でもまだ間に合う!
楽天ふるさと納税で返礼品を選ぶこちらの記事もおすすめ