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こどもの日にこいのぼりを立て柏餅を食べる由来は?

5月5日は「こどもの日」。都市部ではベランダや商店街に、郊外では庭先でこいのぼりを見かけ、柏餅を食べる家庭も多いのでは。では、なぜこどもの日にこいのぼりを立て、柏餅を食べるのか、その由来をご存じですか?


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昔のこいのぼりは黒しかなかった

こいのぼりはその名のとおり魚の「鯉」を模したもの。鯉は泥の中のような厳しい環境でも生きていける強さ、滝を登って龍になるという伝説があり、そのたくましさと立身出世にあやかったことから誕生したとされています。
こいのぼりは黒、赤、青の3色と吹き流しのセットが一般的ですが、江戸時代までは黒い「真鯉(まごい)」だけでした。明治以降赤い「緋鯉(ひごい)」を、次いで子供をイメージする青が追加されていったそう。現在は女の子が生まれた時はピンクを加えるところもあり、にぎやかになってきました。

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こいのぼりの一番上にある吹き流しは、「森羅万象は木・火・土・金・水の5つの要素からなり、それぞれが影響を与える」という中国の「五行説」の5色が元になっていて、魔よけとして飾られるようになったといわれています。

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柏餅は餅を包む葉の裏表で中身を区別する!?

柏餅を包んでいるのはその名のとおり柏の葉で、柏は新芽がでるまで古い葉が落ちないため「子が生まれるまで親は死なない」という縁起の良い木とされてきました。柏餅をこどもの日に食べるのは、子孫繁栄をイメージする神聖な葉で包んでいるからなんですね。
柏餅の中はつぶあん、こしあん、味噌あんなど複数種類あることが多く、地域や店舗によって異なりますが、柏の葉のどちら側を外にしているか変えたり、餅にヨモギを混ぜたりして中身を区別することがあります。

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粽(ちまき)もこどもの日に食べる習慣がありますが、柏餅が江戸の武家文化から発祥したものに対し、粽は古代中国の伝統が日本に持ち込まれたものです。このため柏餅は関東で、粽は関西で親しまれる傾向があるようです。

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こいのぼり、柏餅を家で作ろう!

こどもの日に向け、家族で一緒にこいのぼりや柏餅を手作りするのはいかがですか? こいのぼりはペーパクラフトを、柏餅は電子レンジで作れるレシピ動画をご紹介します。

◆バーバパパのこいのぼり

この4月になんと50周年を迎えたフランスの人気絵本キャラクター「バーバパパ」のこいのぼりが、ライフスタイルストア「PLAZA」のサイトで期間限定配信中。
プリントアウトしたらハサミでカット、あとはのり付けするだけ。小さいお子さまでも手軽に楽しめますよ。

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「BARBAPAPA 50th Anniversary」PLAZA 公式サイト(こいのぼりはページ中ほどにあります) サイトを見る

家でプリントアウトできない場合は、以下のアプリを使えば最寄りのコンビニで簡単に印刷できます。


◆レンジ加熱で作る固くなりにくい柏餅

和菓子の餅は蒸したりついたりして作るのが結構大変ですが、このレシピは電子レンジで加熱するだけというやさしさ。上新粉のほかに白玉粉を使っているため固くなりにくく、もちもち触感が続きます。


他にも折り紙兜の作り方や粽のレシピ動画がネットにはたくさんあります。今年のこどもの日は手作り体験をして、いままでとは違う、記憶に残る一日にしてはいかがですか?


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