SMSが届かない!なぜ?5つの原因と今すぐできる対処法【スマホニュース】

電話番号だけでやり取りができるSMS(ショートメッセージサービス)は、友だちや家族との連絡だけでなく、サービスの本人確認など幅広い場面で使われます。
そんなSMSが、突然受信できなくなれば、二段階認証が使えなくなったり、サービスからのお知らせが届かなくなったりと、非常に厄介です。そんなSMSの不具合は、どんな原因で起こるのでしょうか?
SMSが届かないときに確認すべき5つの項目

時間をおいてもショートメッセージが受信できない場合、主な原因には以下の5項目が考えられます。どれかひとつでも当てはまっていれば、それが原因となり不具合が起こっているかもしれません。
・メモリやストレージ容量の不足
・相手をブロックしている
・電波状況が悪い
・格安SIMを利用している
・送信者が電話番号を入力ミスしている
・相手をブロックしている
・電波状況が悪い
・格安SIMを利用している
・送信者が電話番号を入力ミスしている
メモリやストレージ容量の不足

メールやSMSを受信したときに、「空き容量が不足しています」といったメッセージが表示されれば、スマホの保存容量がいっぱいになっている合図。
こうなれば使っていないアプリや写真を手あたり次第に消したくなりますが、それだけでは解決しないことも。
なかでも盲点なのが、調べものやアプリの利用で蓄積していく「キャッシュ」。これは表示したテキストや画像を一時的に保管する機能で、最近のスマホでは一定期間が経過すると自動で削除される仕組みです。
しかし、SNSやインターネットをよく使う人の場合、キャッシュがたまるスピードは通常より速くなります。不要なアプリ、写真、音楽などのデータ削除とあわせて、以下の操作もおこないましょう。
■たまったキャッシュを削除する方法
スマホの「設定」を起動し、「アプリ」を選択。メニューから「○個のアプリをすべて表示」を押します。
端末にダウンロードされているアプリが並んだら、なかからキャッシュを消したいタイトルを選びましょう。特にSNSやGoogleなどのブラウザアプリはキャッシュがたまりやすい傾向にあるので、操作必須です。
アプリ情報の画面になれば「ストレージとキャッシュ」を選択。

最後に「キャッシュを削除」を押すと、たまったキャッシュは消去されます。

相手をブロックしている

空き容量に問題がないのにSMSが一向に受信できなければ、知らないあいだに相手をブロックしているかも。設定を触った拍子に受信拒否している可能性もありますから、念のため確認しておくのがおすすめです。
■「+メッセージ」でブロックを確認する方法
「+メッセージ」を起動したら画面下のタブを「マイページ」に合わせ、「設定」を選択。「プライバシー」を押します。
「ブロックリスト」を選び、続けて「ブロックリスト編集」をタップ。

リストに該当する相手の名前があれば、「ブロック解除」を選ぶとメッセージの受信が再開されます。

その他の原因

これらの対処法を試しても解決しない場合、「電波状況が悪い」「格安SIMを利用している」「送信者が電話番号を入力ミスしている」のいずれかが原因になっているかも。
不具合が解消されるまでに時間を要するものもありますが、解決方法は以下の通りです。
■電波状況が悪い
当然ながら、スマホの機能の多くは電波状況に左右されます。人の多いターミナル駅や地下鉄で移動している最中であれば、電波をキャッチできていないことも考えられます。他のアプリを起動して読み込みに時間がかかっていれば、時間と場所を変えて再度受信を試しましょう。
■格安SIMを利用している
格安SIMや格安スマホやを利用している場合、キャリアによってはSMSが使えないことも。ほとんどの場合、後から別途オプションを付けることで機能は解放されますから、まずは契約内容の確認を行ってください。■送信者が電話番号を入力ミスしている
以上の原因が解決されたうえでSMSが受信できない時は、送信者が宛先の電話番号を間違えているかもしれません。企業やサービスから届くはずのショートメッセージなら登録内容の確認を。送信者が友だちや家族なら、あなたの電話番号をもう一度教えるなど対処を行いましょう。