dアプリ&レビュー

“寒さ”でスマホ故障!?なぜ?結露と電池持ち悪化を招く危険な使い方【スマホニュース】

image01

寒さが厳しい冬や暑い夏に気を付けたいのが、「スマホ結露」。これは外気温と端末の温度に差が生じると起こりやすいトラブルで、放っておくとスマホ内部に水分がたまり、水没状態になることも。ひとたびこうなれば、端末の故障は免れません。

ここではスマホの結露を招く危険な使い方と、疑わしい挙動が出たときにやるべき対処法を解説します。

スマホ結露が起こるとどうなる?


耳なじみがない「スマホ結露」ですが、私たちの身近では近しい現象がよく起こります。例えば、冬の窓ガラス。朝起きてカーテンを開けたらビックリ! 窓の内側にびっしりと水滴が。しかも、あろうことかサッシやカーテンの裏側までびしょ濡れに。 

image


手が届く場所なら拭き掃除で解決できますが、同じことがスマホの内部で起こったとしたら、どうでしょうか? もちろん拭くことはできないので、発生した水滴は内部にたまってしまいます。こうなればスマホを動かす精密なパーツが水に濡れ、腐食の原因にもなるのです。
もしもスマホが水没状態になると、このような挙動が起こります。

■「スマホ結露」で起こる挙動の一例

・スマホの動きが固まる
・端末が発熱する
・急に電源が落ちる
・充電ができない
・充電しても電池残量が増えない


スマホに水分がたまればバッテリーのパフォーマンスが落ちるほか、端末自体が機能しなくなることも。最悪の場合、回路がショートを起こし、保存していたデータもろとも破損することも考えられます。

やってない?結露や故障を招くスマホの使い方


とはいえ、スマホの結露を怖がり過ぎることはありません。使い方次第で予防は可能ですが、反対に扱いが悪ければ、購入したばかりの最新スマホでも不自然な挙動を招く恐れがあります。 例えば、ここで紹介する3つの使い方はご法度。あなたも無意識にやっていませんか?

【原因1】気温差に注意!


image


外気温と室温の差が激しくなる季節に気を付けたいのが、気温差。上述の通り、スマホの周りと内側で温度が大きく変化すると、内部には結露が生じます。
夏は「冷房の効いた部屋から屋外へ出たとき」、冬は「寒い屋外から暖かい屋内へ移動したとき」など、温度が急に変わる状況に注意しましょう。

もし気温差が起こる移動をしたときは、スマホが室温になじむまでしばらく待ちます。
このとき、急ぐあまり端末を暖房で直接温めたり、冷蔵庫で冷やしたりするのは逆効果。ポケットやバッグなどに入れてしばらく放置し、温度が自然になじむのを待ちましょう。

【原因2】浴室での使用に注意!


image


「浴槽につかりながらスマホをいじっている」という人、意外と多いのではないでしょうか? じつはこれ、結露による故障を招く危険な使い方! でもスマホは防水グッズに入れているし……、と思うかもしれませんが、それで安心してはいけません。

お湯を使う浴室では、当然ながら室温とスマホで温度差が生じます。いくら防水グッズを使っていても、内部で結露が起これば皮肉にも水没状態になってしまうのです。
せっかく購入した端末を長く使い続けたいのなら、浴室やキッチンなど水回りでの使用は控えるのがよさそう。

【原因3】汗の付着に注意!


image


スマホの水没を招くのは、気温差による結露だけではありません。当然ながら水中に落としたり、コーヒーやジュースをこぼすことでも水没を招きます。なかでも意外な落とし穴となるのが、「汗」。

端末を持ち運ぶとき、ズボンのポケットに入れている人は多いはず。その状態で運動をしたり、夏に屋外へ出たりすれば汗をかき、充電口やスピーカーから水分が内部に侵入してしまいます。また、汗の蒸気による水没も考えられるでしょう。
端末をポケットに入れるならアウターに、汗をかきそうなときはボディバッグなどにしまうことをおすすめします。

「寒いと電池持ちが悪い」は本当?バッテリーを長持ちさせる使い方


image


SNSでは「寒い日はスマホのバッテリーの減りが早い気がする」「雪が降ったらモバイルバッテリーは必須」といった投稿が相次いでいます。一見脈絡が無さそうな「バッテリー」と「気温」の関係ですが、調べてみると意外な繋がりが。
Androidを代表する4機種では、快適にスマホ使える温度について以下のように発表しています。

■各メーカーが発表している動作保証温度

・Xperia
0~40℃の範囲内で使用を推薦
(SONY公式サイトより)

・Galaxy
0~35℃の範囲内で使用を推薦
(Samsung公式サイトより)

・AQUOS
5~35℃の範囲内で使用を推薦
(SHARP「AQUOS sense7」公式サイトより)

・arrows
5~35℃の範囲内で使用を推薦
(FCNT「arrows N」公式サイトより)


端末の温度環境がこれを下回ったり、上回ったりすると、バッテリーのパフォーマンスが落ちるほか、突然シャットダウンすることも。しかし、これは一時的なもの。スマホの周囲が最適な温度になれば、再び快適に使用できるようになります。
その際はくれぐれもカイロやドライヤーを使って端末を無理に温めず、自然に本体の温度を戻してください。

バッテリーに優しいスマホの使い方は、こちらの動画でも紹介しています。さらに詳しい情報を知りたい人はあわせてチェックしましょう。

大画面で確認するならコチラ 【注意】やってない?スマホのバッテリー寿命を縮める充電方法



関連記事

スマホのアプリを一覧表示する方法!ドロワー画面の便利な使い方【スマホニュース】 スマホのアプリを一覧表示する方法!ドロワー画面の便利な使い方【スマホニュース】 スマホが充電できない!原因は?まず試したい4つの対処法【スマホニュース】 スマホが充電できない!原因は?まず試したい4つの対処法【スマホニュース】 趣味や行動が丸見え!? Googleの検索履歴を削除する方法! 趣味や行動が丸見え!? Googleの検索履歴を削除する方法!

関連タグ

不適切なコンテンツとして報告する
  • ホーム
  • スマホ
  • "寒さ"でスマホ故障!?なぜ?結露と電池持ち悪化を招く危険な使い方【スマホニュース】

厳選アプリ一覧

メールサービス登録/解除

トップに戻る