NASA「火星人を激写か」火星探査車スピリットが見たものとは?

さまざまな探査機によって調査が行われている火星。表面に存在する酸化鉄の影響で、独特の赤みを帯びた外観を持つことから「赤い惑星」と呼ばれています。
また、火星は生物の生存に適した環境が揃っていることから、地球に似ている惑星としても有名。過去にはNASAの火星探査車「パーサビアランス」が、火星に生命が存在したのかを調査したこともあります。
火星の生命体と聞くと、タコのような姿をした火星人を連想する人もいるのではないでしょうか。この写真を見たら、そのイメージは変わるかもしれません……。NASAが火星人らしき姿をとらえた、衝撃的な写真をご覧あれ。
火星に謎の人影!?
火星人らしき姿が撮られたのは、世界中の作品を画像で閲覧できるアプリ「Google Arts & Culture」。
アプリを開いたら、NASAの火星探査車「スピリット」によって撮影された写真「Spirit West Valley Panorama False Color」を検索しましょう。こちらの画像の左端を拡大。


大きな岩が転がる大地に、黒い人影らしきものが確認できます! 岩に座って、なぜか地面を指さしているようです。拡大すると足を組んだ人間のようにも見えますね。火星探査車に気が付いて、じっとこちらを見つめているようです。タコに似た姿ではありませんが、これが火星人なのでしょうか?
「ここには生命体が存在しているかも!」と思ってしまう写真は、これだけではありません。こちらの写真をご覧ください!

蛇のような生物が宙に浮かんでいる!? 体が透けていて、地球上では見たことのない不思議な姿。これらの写真は、やはり火星には生命が存在しているという証拠でしょうか?
謎の生命体の正体は!?
火星には生命体が存在するのか!? と思いきや、この蛇らしき影は火星で起きる「ダストデビル」という現象を撮影したもの。
渦巻き状に立ち上がる突風が生じ、塵を大気中に巻き上げて大きな砂嵐になることもあるといいます。

火星人の正体に関しては「ただの岩」「影が人のように見えるだけ」など様々な説が語られていて、現在でも正体は判明していません……。
この火星人らしきものが写ってしまったことについて、NASAは何も反応していないようです。もしかしたら、本当に火星人が写り込んでしまったのでしょうか? まだまだ火星では不思議なものがたくさん発見されそうですね!
「Google Arts & Culture」でもっと作品を鑑賞!
美術館や博物館が所蔵する作品を、スマホで拡大して堪能できるアプリ。作品に関する解説や芸術家の情報も、丁寧に説明してくれますよ!
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