Googleフォトとは?サービスと機能を解説!【スマホニュース】

みなさんはスマホで撮影した写真や動画を、どのように管理していますか? なかには「スマホの画像フォルダに保存しっぱなし」なんて人もいるかもしれません。しかし、そのままだと突然の故障でデータが消えてしまう可能性もあります。
そこで今回は、スマホで撮影した写真や画像を保存しておくのに便利な「Googleフォト」の使い方や、保管以外の便利な機能などを紹介します!
Googleフォトってどんなサービス?
「Googleフォト」とは、検索エンジンなどのネットサービスで有名な”Google”が提供しているクラウドサービスです。スマホで撮影した写真や動画をGoogleフォトにバックアップをすることで、インターネット上にデータを保存・管理ができるようになります。

Googleフォトにはどんなメリットがあるの?
Googleフォトを使う最大のメリットは、撮影した写真や動画のバックアップ・保管ができることでしょう。スマホの故障や機種変更などで起こり得るデータの消失に備えられるほか、スマホのストレージの空き容量を増やすことも可能です。
通常、写真や動画を撮影すると、スマホ本体の画像フォルダもしくはSDカードに保存されます。ところが「Googleフォト」を利用していれば、撮影した写真は元々の保存先に加え、インターネット上の「Googleフォト」にも併せて保存されることになります。
この機能を活用すれば、万が一スマホが故障して起動できなくなったとしてもGoogleフォトにデータが保管されていますから、画像などを消失する心配がありません。

Googleフォトを使うと、画像フォルダが2つに増えるイメージだね!
■無料プランと有料プランの違いは?
Googleフォトには、アカウントさえ持っていれば誰でも使える無料プランと料金がかかる有料プランが用意されています。この両者の大きな違いは保存容量にあります。無料プランの場合、写真や動画を保管しておける容量は最大15GBです。一方、有料プランでは100GBで月額250円(税込)、200GBで月額380円(税込)、2TBで月額1,300円(税込)など、必要な容量を買い求めることができるのです。
保存容量が増える有料プランはとても魅力的に見えますが、「スマホでは写真撮影がメイン」である場合、画像1枚あたりを2MBとすると、15GBでは約7,500枚ほど保存できますから無料プランであっても不便はないでしょう。
写真をバックアップする方法
Googleフォトは共通のGoogleアカウントでログインすれば、Android、iPhone、PCなど、端末を選ばず利用可能! ここからはAndroidの操作画面を例に、メインとなる2つの使い方を紹介します。
■自動バックアップの設定手順
最も利用する機会が多いのは、スマホからGoogleフォトに写真や動画をバックアップする使い方でしょう。Googleフォトではデータのアップロード方法を自動か手動のどちらかを選べますが、おすすめは自動バックアップ。一度設定しておけば、写真や動画を撮るたびにアプリを操作する必要なく、バックアップが完了します。
① Googleフォトを開き、アカウントアイコンをタップ。
② メニューに「バックアップがオフになっています」といったお知らせがあれば、設定を変更する必要があります。アナウンスの下にある「バックアップをオンにする」を選択しましょう。

③ 設定画面になれば、再度「バックアップをオンにする」を選択し、操作は完了です。

◇自動バックアップのメリット・デメリット◇
・メリット
撮影した写真や画像、スクリーンショットの画像も全て自動でアップロードされます。そのため後述の共有機能を使用した際には、プライベートやプライバシーに関する写真などを見られてしまうリスクがあります。
・デメリット
漏れなく全ての画像が自動でアップロードされるため、バックアップができていない等の不安がない
手動でバックアップをする場合
◆Googleフォトに保存されいる画像の一覧の中から、バックアップをしたいデータを選択しましょう。続いて画面右上あたりにある「雲のマーク」を選択することで、バックアップ操作は完了です。
◇手動バックアップのメリット・デメリット◇
・メリット
自身で保管する写真や画像を選ぶため、共有機能を使用した際にプライベートな写真などを見られるリスクが低い。
・デメリット
画像のアップロードを手動で行う手間があり、アップロードできていない画像は復元ができないため注意が必要。
写真をスマホに戻す方法
機種変更や故障で「新しいスマホに写真や動画が引っ越せなくなった」なんて状況でも、Googleフォトがあれば大丈夫! 新しいスマホでGoogleフォトをインストールしたあと、同じアカウントでログインすれば、クラウド上からスマホ本体にデータをダウンロードし直せます。
■スマホにデータを保存する手順
① Googleフォトを開き、保存したいデータをタップ。② 右上のメニューアイコンを選択します。

③ 項目から「ダウンロード」を選ぶだけで、スマホにデータが保存されました。

Googleフォトに写真や動画を保存することで、突然の故障に備えられるほか、使い方次第ではスマホの空き容量を確保できるなど、さまざまなメリットが得られます。 自動バックアップをオンにしておけば難しい操作なく利用できますから、ここで紹介した操作をぜひお試しあれ。
保管だけじゃない!別の便利機能
Googleフォトにはたくさんの写真を管理・整理するための便利な機能が搭載されています。画像をキーワードで検索!
Googleフォトに保存されている画像には撮影した日時、場所、または被写体の情報が紐づいて登録されています。このシステムを活用すると、たくさんの画像の中から検索をして見つけることが可能です。▼Googleフォトのトップ画面下部の「検索」からキーワードを入力して、検索を行うとGoogleフォトに保存されている対象の画像が一覧で表示されます。

思い出の写真をふり返る時や、画像を使って創作をする際などにとても便利な機能です。
アルバムで個別に管理!
関連した画像をまとめておける「アルバム」機能も使用できます。スクリーンショットで保存している大切な記録の画像などを専用のアルバムにまとめておくことで、簡単に探し出せるのも便利な点です。▼Googフォトトップ画面左下「ライブラリ」を選び、「新しいアルバム」を押すとアルバムの作成ができます。

写真をアルバム保管しても、別のアルバムに重複して保存ができます。一方でアルバム内の画像はGoogleフォトでデータの削除をすると、併せて消失してしまいますから注意しておきましょう。
思い出の画像を共有できる
家族や友人たちと撮った思い出の写真などもGoogleフォトの「共有」機能を活用すれば、簡単に写真のやり取りが行えます。メインの画面から枚数選択をして送信できる方法もありますが、下記で紹介する方法を使えばよより効率がいいのでおススメです。▼Googフォトトップ画面左下「共有」を選び、「共有アルバムを作成」を押して相手にシェアしたい写真を選んでいきましょう。

▼写真を選び終えたら画面右上の「共有」を選んで連絡先・手段を設定をしましょう(複数人設定可能)。Gmail以外にメールやLINEなどでもアルバムの共有が可能です。

共有アルバムにはリンクを知っている人のみが入室することができ、アルバム内の画像のダウンロードやアップロードも行えますから、アルバムひとつでそれぞれの写真を補完し合うことできます。
近くのコンビニでスピード印刷!
自宅ではなにかと手間のかかる写真のプリントも、Googleフォトでは少ない手間で行えるのも嬉しいポイント♪(※プリント機能はセブンイレブンのコンビニのみのサービスです)▼Googleフォトメイン画面右上にある「買い物袋」のマークをタップして「プリントを注文」を選択します。

▼続いてプリントしたい写真を選び(最大10枚)、注文を確定すると近くのセブンイレブンのプリンターにデータが送信されます。

▼あとは店舗のプリンターにて、確定時に表示された「プリント予約番号」と「暗証番号」を入力・料金を支払うと写真がプリントされます。
