YouTubeでコメントが表示されない?原因別の解決法を紹介【スマホニュース】

YouTubeは動画に感想や応援メッセージを投稿して、コミュニケーションがとれるのも魅力のひとつです。ところが、自分のコメントが表示されないことも。これにはさまざまな理由が考えられるのですが、よくあるケースを例に、原因と対処法をご紹介します!
制限付きモードが原因かも
YouTubeは不特定多数の人が快適に楽しめるように、成人向けコンテンツなどと判断される動画やコメントを、自動でフィルタリングする「制限付きモード」があります。投稿したコメントが、このフィルターにかかったことで非表示になっている可能性を確認してみましょう。■制限付きモードとは
制限付きモードとは、映画で見かける「R-15指定」のように、動画やコメントの内容に過激な表現などが含まれる場合、YouTubeが自動で非表示にする機能です。自分では思い当たることがなくても、YouTubeが該当すると判断すると対象となるので、コメント内容や言葉選びは気を付けたいところ。
■制限付きモードを解除する
制限付きモードが有効になっているかを確認し、有効ならオフにするとコメントが表示されるかもしれません。方法はYouTubeアプリを開き、右上のアカウントアイコンをタップ、「設定」を選択します。

設定の一覧が表示されたら一番上にある「全般」を選び、制限付きモードの項目を確認しましょう。ここがオンになっていると、フィルタが有効になり、一部コンテンツが表示されません。

もしここをオフにしても投稿したコメントが表示されない場合、YouTubeのチャンネル運営者側の設定が原因かもしれません。
次は、投稿したYouTubeチャンネルの仕様や設定から理由を考えてみましょう。
YouTubeチャンネル側の原因まとめ
YouTubeに動画を投稿したことのある人はご存じのように、チャンネルにはさまざまな設定があり、コメントに関しても、細かい指定ができるようになっています。ここからは、視聴者からはわからない、コメントが表示されない原因をご紹介!■コメントが削除された
チャンネル運営者は、投稿されたコメントを削除する権限を持っています。チャンネルにふさわしくないコメントや、他の視聴者を不快に思わせるような投稿が削除対象となることもあるため、コメントは投稿前に一度内容を確認するのがおススメです。
■コメント公開の可否を待っている
投稿した動画に寄せられるコメントは、即反映される自動公開以外に、運営者が内容を確認し、承認したものだけを公開する設定もあります。この場合、運営者がコメントをチェックするまで公開されませんから、しばらく待ちましょう。もし自分の投稿時間よりもあとのコメントが公開されていたら、否認された可能性が高いと思って間違いなさそうです。

■スパムと判断された
YouTubeで禁止されている、スパムの条件に該当する可能性ありと判断されるとコメントは表示されません。スパムの疑いがあると処理されたコメントは、コメントの公開可否を待つのと同じ保留中ボックスに入り、運営者による判断を待ちます。
YouTubeでは、虚偽や詐欺、自分のチャンネルを必要以上に宣伝するといった「コメントスパム」に関する定義を公開しています。動画の感想や運営者への応援といった内容でスパム認定されることは考えにくいものの、機械が自動で判断するものですから可能性がないとはいえません。
■非表示対象になった
運営者は、特定のユーザーを他の視聴者から見えないように、チャンネル内で非表示にすることができます。この設定の対象になると動画のコメント投稿はもちろん、クリップを作成することもできません。非表示設定されても対象者には通知が送られないので、クリップ作成ができない、コメントが一切表示されないといった現象に遭遇するまで気づかないことも。YouTube内で運営者と連絡を取るのは難しいこともあり、Twitterなどで連絡を取って解除してもらうか、別アカウントを用意することも検討しましょう。

■NGワードが使われていた
コメントの単語のなかに、運営者が設定したブロックリストの言葉が含まれていると、コメントが表示されないことも。このリストは、該当すると100%コメントを非表示にするというものではなく、コメントの承認待ちリストと同じ保留中のボックスに移動し、運営者の可否判断を待ちます。どんな単語がリストの入っているのかは視聴者では確認できませんから、コメントが表示されなかったときは、NGワードを含んでしまった可能性も。

他にも、コメントに対して視聴者から「報告」があり、YouTubeのガイドラインに抵触すると削除されることがあります。また、一時的なアプリやサーバーの不具合など、コメントが表示されない原因は多数存在。制限付きモードがオフになっているなら、承認待ちの場合もあるので、しばらく様子を見るのが基本です。
YouTubeは日本でスマホを所有する人の6割以上が利用する人気の動画共有サービスのため、さまざまな考え方や価値観を持った人が集まる場所。誰もが楽しく利用できるように、コメント内容にも配慮して、楽しく盛り上がりましょう♪
出典:モバイル社会研究所「YouTube認知率96.2% 利用率6割超え:男性10代の投稿率は約2割だが全体では約4%」より