謎の食べ物「空から降ってきた」その正体は一体【世界のオカルト】

みなさんはマナという食べ物を知っていますか? 旧約聖書に登場する食べ物で、空から降ってきて人々を空腹から救ったという話で有名。
その場にいた人々は「これは何だろう」と言って口にしたそうです。このことから、「これは何だろう」を意味するヘブライ語のマナと呼ばれるようになりました。
気になるその味は「蜂蜜で作ったウエハースのよう」なんだとか……。そんな伝説のマナを描いた絵が、「Google Arts & Culture」に掲載されているんです! 一体どんな見た目をしているのでしょうか?
伝説のマナは白くて丸い!?
「Google Arts & Culture」のアプリを開いたら、画面左上の虫めがねマークをタップし「The Israelites Collecting Manna from Heaven」を検索。 こちらの絵画に注目。


こ、これが伝説のマナなのか!?
丸い物体が空から大量に降り注ぎ、人々が不思議そうに指をさしています。中には落ちたマナを拾っている人もいるようです。マナを描いた絵画はこれだけではありません!



どの絵画もマナをテーマにしたもので、白くて丸いものが空から降る不思議な光景が描かれています。
さらに、マナには「早朝に各自決まった量を食べなければならない」「余分に採取することは許されない」「2倍集めることが許されている日もある」などの細かいルールもあったとか。
ここまで詳しく記録が残るマナ、単なる伝説ではなく実在した食べ物なのでしょうか?
マナの正体は?
この不思議な食べ物マナの正体に関して「キノコ説」「果実説」「穀物説」など、様々な説が唱えられています。「壺に入れて持ち歩いた」という記述があることから、何らかの固形の自然の産物と考えられているようです。

しかし「気温が上がると溶けてしまう」「蜜を入れたせんべいのように甘い」という説もあるマナ。そんなものが自然界に存在するのでしょうか? 今もどこかでマナが降っているかもしれませんね……!
「Google Arts & Culture」でもっと作品を鑑賞!
美術館や博物館が所蔵する作品を、スマホで拡大して堪能できるアプリ。作品に関する解説や芸術家の情報も、丁寧に説明してくれますよ!
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