LINEその設定で大丈夫？やっておきたい安全対策【スマホ入門】（動画紹介）

アプリ＆レビュー編集部（スマホ入門） 2023/01/17 17:33

LINEアプリは個人情報がたくさん詰まった、いわば情報の宝庫。たくさんの人と連絡を取りあうアプリだからこそ、個人情報の管理はいっそう気をつけたいものですね。この記事ではLINE利用者なら必ず確認したい、3つのセキュリティに関する設定を紹介します。みなさんも自分のLINEをチェックしてみてくださいね。

これから紹介するLINEの安全対策は、こちらの動画でも解説をしています。ぜひ参考にしてください♪

セキュリティレベルを上げてLINEを安全に使おう

LINEには、電話帳にあるリストを自動で友だち追加してくれるような便利な機能があります。しかし電話番号だけで追加できるため、まったく知らない人から勝手に登録されることも。このような、便利だけど危険なことにもなり得る設定とその対策を見ていきましょう！

■メッセージの暗号化

LINEでは送ったメッセージや写真のデータが、相手に届くまで内容をわからなくする「暗号化」が可能です。この機能がきちんとONになっているか確認しましょう。
まずLINEの「ホーム」画面右上にある歯車アイコンを押し、設定画面を開きます。

「設定」の画面では「プライバシー管理」を選択。

すると、下のような「Letter Sealimg」という項目があります。ここがONになっていれば、暗号化機能が働いている証拠。もしチェックが入っていなかったら、□を押してONの緑色に変更しましょう。

これで通信内容は保護されますから安心です。

■「友だちへの追加を許可」設定をOFFにする

LINEで友だちと連絡を取り合うには「友だち追加」を行う必要があります。しかし、自分のアカウントを教えた覚えがないのに、突然「電話番号で友だち追加されました」と通知が来て驚いた人もいるのでは？

この現象は、「友だちへの追加を許可」の設定がONになっていることで発生します。
「友だちへの追加を許可」とはLINEのIDを教えなくても、電話番号さえ知っていれば相手とつながる機能のこと。ところが、あなた自身のことを知らなくても適当に作った電話番号を登録すれば、勝手に友だち追加できるのです。これを悪用されると、トラブルに巻き込まれることも。
便利な反面、ちょっとありがた迷惑なこの機能は、「友だちへの追加を許可」をOFFにすれば回避できます！
まず設定から、「友だち」を探して選択しましょう。

そのなかに「友だちへの追加を許可」と書かれた項目があります。

ここにチェックが入って緑色だとONになった状態ですから、チェックを外してOFFにしましょう。こうすれば、自分がLINEアカウントを直接教えた人だけが友だち追加できるようになります。これで設定完了！

この時、すぐ上にある「友だち自動追加」の項目も一緒にOFFにしておくことをおススメします。OFFにすれば、電話帳に追加したけどLINEでやり取りする必要のない人まで自動で友だち追加することがなくなります。

■「情報提供」をOFFにする

LINEには関連会社などに情報を提供する設定が用意されており、これは初期設定でONになっています。ONの状態は、スタンプや公式アカウントの利用状況といった内容共有を許可した状態です。

もちろん個人情報であるトーク内容が第三者に漏れることはありません。とはいえ不安に感じる人や、情報提供に抵抗を感じる人はこの機能もOFFにしておきましょう。
操作は次のとおりです。「設定」画面から「プライバシー管理」を選択。

画面の下の方にある「情報の提供」を見つけたらこれを選びます。

画面を見ると、「コミュニケーション関連情報」に緑色のチェックが入っていませんか？　これは初期設定でONになっており、情報提供が行われている状態を表しています。この部分を押してチェックを外しOFFにしましょう。

また、すぐ下の「位置情報の取得」もチェックを外してOFFにすれば、位置情報取得の許可も取り下げることができます。

このようにLINEの設定には、サービス向上を目的とした情報取得設定が最初から許可されていることも。他にも、初期化や何かの操作をしているうちに設定が変更されてしまう場合などがあります。
何かをきっかけに不安を感じたり、新しい機能が追加されたりしたらセキュリティに関する設定をチェックしておけば、安心してLINEを活用できますね♪

紹介しきれなかったアプリからの情報アクセスといった対策は、こちらの動画で確認できます。実際に操作している様子を見ることができますから、ぜひご覧ください！

▼LINEの使い方がわからなくなったらチェック！