2019/09/23
気になるトイレの音対策まとめ。賃貸でも音消しを設置できる
たとえ心を許した家族であっても、排泄音は聞かれたくないものですよね。音を誤魔化すなら音消しを利用してはいかがでしょうか。持ち家なのか賃貸なのかによって設置方法は変わってきます。自分にぴったりの音消しを選んで、ストレスから解放されましょう!
自宅でもトイレの音が気になる

「トイレでの排泄音が気になる」という人は少なくありません。外出先だけでなく、自宅でも耳に入れたくない音ですよね。実際にみんながどう思っているのかチェックしましょう。
性別にかかわらず排泄音が気になるという人は増えてきていますが、やはり女性の方が気にする人が多い傾向にあります。
2014年に〔TOTO〕が行った調査によると、91%の女性から「排泄音を緩和させる《音姫》を使用したことがある」との回答が得られました。対して使用経験のある男性は、わずか19%だったのです。
女性の場合、排泄音だけではなく、生理時にはナプキン交換の音も気になるでしょう。そう考えると、より女性の方が音消しを必要としているといえるのかもしれませんね。
普通に用を足すときも音は出したくありませんが、お腹の調子が悪いときなどはとくに周りの気配が気になりませんか?
自分の排泄音を聞かれて「恥ずかしい」と思うのはもちろんですが、「他人に不快な音を聞かせたくない」と思う人も多いでしょう。排泄音を消したいと思うのは、他人への配慮でもあるのです。
自宅のトイレが奥まったところにあれば、音はそんなに気にならないかもしれません。しかし、洗面所やお風呂と直接続いているトイレであれば、用を足す間に人が近くに来ることもあるでしょう。
アパートやマンションでは、リビングやダイニングとトイレが扉1枚で隔てられているだけの間取りもあります。こうした造りだと、TVなどほかの音がないときに排泄音が聞こえやすいでしょう。
自宅のトイレに設置できる音消しを紹介

排泄音が気になるときには、音消しの購入を検討しましょう。音消しを設置しておけば、自分も家族も不快な音を耳に入れずに済みますね。
音消しにもいろいろなタイプがあるので、それぞれのメリットや使用方法をチェックしておきましょう。
大型店舗のように不特定多数の人が利用するトイレなら、ACタイプの音消しを設置してしまった方が便利なのですが、一般住宅のトイレでは電源が取れないことも。
コンセントがなければ「乾電池タイプ」の音消しがおすすめです。だいたい5,000~10,000回使用できるため、家族4人暮らしなら電池を入れ替えてから半年くらいはもつでしょう。
賃貸住宅の場合、極力ネジなどで壁に穴を空けたくないものですよね。電源を取れるトイレであっても、常設するようなタイプだと壁に大きく傷をつけることになります。
賃貸の場合は、棚に置いたり、紐でつり下げたりして使える音消しを選ぶとよいでしょう。軽量なものなら両面テープで壁に貼り付けておけます。
また、携帯式の音消しもあるので、まずは簡易的な物から使い勝手を試していくとよいかもしれませんね。
プッシュ式の音消しだと、使用するたびにスイッチに触れなければいけません。来客時はもちろんですが、家族内でも衛生面が気になることもあるでしょう。
その点、「センサー式」の音消しは、センサー部分に手をかざすだけで起動できます。いちいち触れなくてよいので、スイッチ表面が手アカで汚れることもありませんね。
ほかにもある!トイレの音を消す方法

「今すぐ音を消したい!」「音自体が漏れないようにしたい!」という人向けに、音消しを設置しなくてもできる対策を紹介します。とても手軽にできるので、さっそく実践してみましょう。
今すぐ音消しが必要なら、「スマホ」をトイレのお供にするとよいでしょう。実は、スマホアプリの中には、トイレの音を誤魔化す擬音アプリが存在するのです!
音量は自分で調節でき、音の種類を選べるものもあります。停止するときは不自然に音が途切れないようフェードアウトしていく細やかな配慮もうれしいポイントですね。
残り秒数が表示されれば、急に音が消えて焦ることもありません。長めに音を流したいなら、エンドレス設定ができるアプリがおすすめです。
家のトイレのドアをよく観察すると、ドアの下側にわずかな隙間があるのがわかります。ほかの部屋のドアも同じようになっていると思いますが、これは、空気の流れを作るためにわざと開けてあるのです。
しかし、最近の住宅では換気扇を設置してあることがほとんどなので、隙間を閉じてしまっても大きな問題はありません。
自宅に合った音消し方法を選択しよう

多くの人が気にする排泄音ですが、音消しを利用するとかなり気持ちが楽になるものです。食事中にふさわしくない音を聞いてしまうことも、少なくなるかもしれませんね。
音消しには、簡易的な物から、壁に埋め込む物までさまざまな種類があります。自宅に設置する場合、どう使用していくか考えてから購入するとよいでしょう。