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2022/05/25

「持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~」ネタバレ&考察を最終回まで!

2022年春の新ドラマ「持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~」は4月19日毎週火曜日・22時00分から、TBS系列で放送中。

ヨガインストラクターの主人公・沢田杏花(上野)が、妻に先立たれた父・林太郎(松重豊)とともに、父娘2人で婚活に奮闘する姿を描く。ダブル婚活をきっかけに、娘は「誰かと共に生きること」を一生懸命に考えるようになり、父は「第二の人生」へと向き合っていく。

「あなたのことはそれほど」や「初めて恋をした日に読む話」を手がけた吉澤智子脚本のオリジナルストーリー。主題歌は「YOASOBI」の幾田りらが歌う「レンズ」。

本記事では「持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~」のあらすじ、ネタバレから伏線や考察を、最終話までまとめていきます。

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「持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~」のあらすじ・ネタバレ

「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」全話のあらすじ・ネタバレをまとめています。
※タップしたらネタバレが表示されるので注意してください!

第1話:結婚願望ゼロ33才娘 父とダブル婚活始めます⁉ 乱れ咲く春の純恋愛!

第1話あらすじ・ネタバレ

■第1話あらすじ

ヨガインストラクターとして働く沢田杏花(上野樹里)は辞書編纂者の父・林太郎(松重豊)と2人暮らし。2年前に母が亡くなり、日常生活能力がゼロで生活が荒れ果てた父を見かねて実家へ戻った。

ヨガの生徒の前では心身ともに穏やかな暮らしを送っているように振る舞う杏花だが、実際の生活は真逆。父・林太郎は散らかった部屋でスマホを探す杏花を見て、果たして娘は結婚できるのだろうかと心配でならない。

しかしヨガインストラクターとして独立したいという目標がある杏花は、恋人は欲しいが結婚願望は薄い。それどころか、父のお世話をする毎日に「結婚ってなに?」と疑問はつのるばかり。

ある日、起業セミナーを受講した杏花はそこで出会った東村晴太(田中圭)と意気投合する。晴太に惹かれ始めた杏花は「結婚を前提にせず、お付き合いしてもらえませんか?」と提案するが、晴太からシングルファザーだと告げられ、「友達になりませんか?」と言われる。

そんな中、遺品整理をしていた林太郎は妻が残した離婚届と手紙を発見。ショックを受けた林太郎は、杏花を巻き込んでの父娘ダブル婚活を思いつく。林太郎の勢いに押され、杏花はしぶしぶ親子で婚活パーティーに出席するが、そこで思いもよらない人物に出会う。

第1話放送後の考察・感想

主人公の杏花(上野樹里)は、前職で頑張りすぎてしまった自分を見つめ直すため、ヨガインストラクターへ転職した独身33才。2年前に母・陽子(八木亜希子)を亡くし、フリーで辞書の編纂をしている日本語学者の父・林太郎(松重豊)と二人暮らしをしている。

ヨガ教室では優雅な生活を送っているように装っていても、実際はズボラで日々に余裕がない。人にも自分にも優しくありたいのに、つい父親にきつく当たってはもやもや。杏花のように、仕事や生活に忙殺され、自分の理想どうりにいかずジレンマを感じたことがある人は思わず共感してしまうでしょう。

そんな杏花が起業セミナーで出会ったシングルファザーの晴太(田中圭)は、無邪気で優しく、自分の母親と同じように誰かを一番に考えている男性。少年のように雨に濡れることを楽しんだり、杏花の名前の由来を覚えてくれていたりと、抜群な破壊力に杏花がときめくのも無理はありません。

一方、父親の林太郎は、四六時中言葉のことばかり考えている日本語オタク。辞書編纂者という職業の林太郎が新たに出会う「言葉」が物語にいいスパイスをきかせています。

そんな林太郎が婚活パーティーで一目ぼれするのは整形外科医・明里(井川遥)。パーティー会場でギックリ腰になった林太郎を診断する姿は美人でカッコイイ大人の女性です。この二人の恋模様も今後の見どころです。

杏花と林太郎、それぞれの恋愛を軸に進んでいくであろう本作。第1話では、晴太に惹かれている杏花に対して、まだ友達という感情しか見えない晴太ですが、2話以降杏花への気持ちがどのように変わっていくのか楽しみです。そして杏花の幼なじみ・颯(磯村勇斗)の登場が恋の波乱を予感させます。

また、父娘ダブル婚活を通して描かれる、この物語のテーマである、「恋愛」「結婚」「生き方」。多様性が主となった現代社会に登場人物それぞれがどのような答えを出していくのか、見守っていきたいと思います。

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第2話: 友達以上の関係性⁉ 子の恋心、親知らず

第2話あらすじ・ネタバレ

■第2話あらすじ

ついに父娘ダブル婚活がスタートした杏花(上野樹里)と、林太郎(松重豊)。結婚相談所から、林太郎にもう一度会いたいという女性がいるとメールが届き、林太郎は「ふたりで入会しよう」と言い出す。杏花はそんな父に「結婚したくない」とは言い出せず、渋々入会することに。

結婚相談所に行った杏花はそこで晴太(田中圭)と再会する。しかし晴太に「颯(磯村勇斗)に連絡先を教えて良いか」と聞かれ、つい‘‘お見合いAI”が選ぶ相手と会うことを決めてしまう。

そしてAIでマッチングした語学堪能でハイスペックな瀬川(シソンヌ・じろう)とお見合いをすることに。一方颯は杏花のヨガレッスンに来るなど、積極的にアプローチを開始。林太郎も思いがけない場所で明里(井川遥)と再会し、父娘の波乱の恋が動き出す。

そんな中、杏花は瀬川を巡り、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう。

第2話放送後の考察・感想

第2話ではそれぞれの恋愛模様が幕を開けます。友達という耳障りのいい言葉で晴太との距離を保つ杏花。しかし、結婚相談所を黙って退会したことを林太郎に責められ、思わず「好きな人がいる」と口にしてしまいます。相手はもちろん晴太でしょう。

一方の晴太も、自分から「友達になろう」と言った手前、積極的になれずにいますが、杏花が気になり始めた様子。颯からの電話でせっかくの食事のチャンスを逃すなど、気持ちとは裏腹にすれ違う二人にもやもやが止まりません。

杏花は勢いでAIによるマッチング相手・瀬川(シソンヌ・じろう)とお見合いをすることに。高スペックにも関わらず、これまで何十回もお見合いが上手くいかなかった瀬川の苦悩が切なく描かれています。そして、杏花の「結婚は相手の幸せを考えるもの」という言葉に一歩前進する瀬川を思わず応援したくなりました。

さらに、林太郎が出会った整形外科医の明里の人となりが明らかに。「なぜ今婚活なんですか」と聞かれると「相手に求めるものはそこそこ自分で手に入れた」「今ならピュアな恋愛ができる気がして」と言ってのける明里。結婚年齢が上がった現代の女性がまさに共感できる恋愛観ではないでしょうか。

林太郎のレントゲン写真を見てため息をつく明里はおそらく骨オタク。そんな彼女が、林太郎とどんな恋愛模様を紡いでいくのか楽しみで仕方ありません。

そして、今回キーワードとなるのは林太郎が初めて知った単語「サム」。林太郎はパソコンにその意味を打ち込んでいきます。

「英語の”something”に由来する造語」
「付き合う前の互いに相手が気になっている段階のことを言う」
「友達と言うには、嘘になるほどはみ出した友愛と、恋人と言うには嘘になるほど心もとない恋心が成立させる曖昧で幸福な関係」

「サム」な関係では収まり切れなくなった様子の杏花と晴太。おそらく晴太の元妻であろう女性の出現、そして颯との同居生活開始など、さらに恋模様が慌ただしく動き出しそうです。

第3話:恋した相手のウラの顔……幼なじみと同棲開始!?

第3話あらすじ・ネタバレ

■第3話あらすじ

晴太(田中圭)が“ある女性”(瀧内公美)と親しげに歩いていたのを目撃した杏花(上野樹里)は、ショックを受けてしまう。家事もどこか上の空となり、仕事にも集中できない。

そんな中、仕事から帰宅すると、キッチンに颯(磯村勇斗)の姿が。街中で偶然再会し、颯の部屋が漏水で大変だと聞いた林太郎(松重豊)は、杏花が好きな相手が颯のことだと勝手に勘違いし、自宅に住まわせることを決めてしまう。

その後晴太と再会した杏花だったが、一緒にいた女性のことを聞き出せずにいた。一方で颯が杏花の家に同居することを知った晴太は引っ越しを手伝うと言い出す。

一方林太郎は通院で訪れたクリニックで、明里(井川遥)がお見合いをすると知り、ショックを受ける。

杏花、晴太そして颯のいじらしい三角関係がついに動き出す……。

第3話放送後の考察・感想

「人と住まうこと」が描かれる第3話では、積極的な颯によって、晴太が杏花への友達以上の気持ちに気づいていくのが見て取れます。

晴太と親しげに歩いていた女性は晴太の元妻・安奈(瀧内公美)でした。息子の虹郎を送りに来た安奈にヨガの呼吸を教える晴太。そんな晴太に「ヨガしている彼女、できたでしょ」と見透かしたように言う安奈とはいい関係を築けているのでしょう。

「優しさは言葉じゃなくて行動しないと伝わらない、頑張って!」と安奈の励ましに背中を押された晴太の心境にも変化が見られます。

そして、晴太は颯の引っ越し当日、二人きりになった杏花に「虹郎が幸せならそれでいいって決めたのに。自分も捨て切れない、結局自分なんですよ。だから杏花さん……」と何かを言いかけます。しかし、「良いお父さんなんですね」という言葉で遮ってしまう杏花。

この言葉で、晴太は恋愛の対象外とみられていると思ったのではないでしょうか。恋愛ドラマのセオリーとはいえ、杏花と晴太の気持ちのすれ違いにモヤモヤさせられます。

また、積極的でポジティブだった颯が、第3話では違う一面を覗かせます。家事を完璧にこなす自分に「無理しなくても颯が良い奴だってことは知ってるから」と言う杏花に思わず抱きつく颯の安心した表情や、杏花と晴太に気を使って虹朗を連れ出す姿は、いじらしく切なくなります。ポジティブに見せている颯ですが、自分の居場所を求めているのではないでしょうか。

夜、颯が一人の部屋で鳴った携帯は、おそらく彼の母親からの電話なのでしょう。幼少期に母親の浮気で両親が離婚したという過去がある颯。颯が抱えているであろう闇も気になります。

そして、すれ違ってしまった杏花と晴太は距離を縮めることができるのでしょうか。

第4話:最後の夜:サヨナラ私の一番大切なヒト

第4話あらすじ・ネタバレ

■第4話あらすじ

颯(磯村勇斗)との同居生活にも慣れたある日、杏花(上野樹里)はヴァネッサ(柚希礼音)から新しいヨガスタジオのマネージメントを任せたいとオファーされる。

マネージメントならある程度は自分の理想のスタジオが作れる上、プライベートも大切にできてシングルファーザーである晴太(田中圭)との関係も考えられるかもしれないと、起業したい杏花の中に迷いが生まれていた。

一方、明里(井川遥)のクリニックを訪れた林太郎(松重豊)は、明里から思いがけない誘いを受ける。

そんな中、独立を目指す杏花のモデルケースになればと考えた晴太の誘いで、杏花はパーソナルジムを営む先輩女性起業家・足立瞳(MEGUMI)を訪ねる。

そこは「胸キュンプログラム」を行う “カップルジム”だった。起業の話も聞け、一緒に運動をして距離が縮まる二人だったが、「がんばって独立の夢を叶えて欲しい」と晴太に言われ、ケンカになってしまう。

一方、颯の携帯にはある女性から不在着信が……。

第4話放送後の考察・感想

第4話では、「頑張る」という言葉がキーワードとなって描かれます。

晴太に出会ったことで、独立という夢に迷いが生じる杏花。このままスタジオに残って数店舗のマネジメントを任される立場になるか、それとも独立の夢を追うべきか。弱音を吐く杏花に、「別に頑張んなくてもいいじゃん。ていうかもう頑張ってんじゃん」と優しく肯定する颯。

対して「本当に自分のスタジオ諦めるんですか? 頑張ってください。頑張らなきゃダメです!」と「もっと頑張れ」と鼓舞する晴太が対照的に描かれます。

すでに頑張っている人に、軽々しく口にできない「頑張れ」。最初は杏花も晴太からの「頑張れ」に反発しケンカになりますが、自分が颯にその言葉をかけようとするとき、晴太の「頑張れ」が何より心強い優しさだと気づきます。

杏花が欲しかったのは「頑張れ」だったのです。そしてその言葉に背中を押され、独立を決心します。同時に晴太への想いもより強いものになっていくのでしょう。

また、林太郎と明里の関係も少しずつ変化が見えます。ふいに見せる明里の笑顔に、単語としてしか知り得なかった「キュン」を感じる林太郎。その言葉の意味を、心臓発作級の実体験によって思い知らされる林太郎はとても可愛らしく、少年のようです。

これまで、お互いの想いがすれ違っていた杏花と晴太。第4話では、気持ちが溢れた晴太が、ついに杏花を抱きしめます。そしてそれを見てしまう颯。おそらく颯はこの出来事を境に杏花への想いが加速するのではないでしょうか。

友達から一歩踏み込んだ杏花と晴太、そして偶然居合わせた颯の三角関係がどんなふうに転がっていくのか、一気に加速しそうな第5話に注目です。

第5話:今を生きる父娘の分かれ道

第5話あらすじ・ネタバレ

起業セミナー最後の日、晴太(田中圭)は杏花(上野樹里)への想いを抑えきれず、ハグをする。そこへちょうど帰宅してきた颯(磯村勇斗)は2人が抱き合うところを目撃してしまう。

結局何事もなく別れた二人だったが、杏花は「もう会えないのかな」と晴太への想いを募らせていく。

そんな中、ヴァネッサ(柚希礼音)からTAMAGAWAサステナブルフェスの仕切りを任された杏花は、陽子(八木亜希子)の服をそのバザーで販売することに。林太郎(松重豊)も亡くなった妻の服を手放す決心をする。

フェス当日、お見合いが終わった林太郎はその足で会場へと向かう。しかし、手違いで陽子の大切な想い出が詰まっているスカーフがバザーに出品され、すでに買われてしまっていた。

ショックを受ける林太郎。杏花や颯、会場に来ていた明里(井川遥)が必死になってスカーフを探すが……。

そしてそんな父の姿を見て、「会いたい人に会える今」のかけがえのなさに突き動かされた杏花はある場所へと向かう。

第5話放送後の考察・感想

第5話ではこれまで深く語られることのなかった陽子と林太郎の関係が描かれます。

杏花(上野樹里)のスタジオが開催するサステナブルフェスのバザーに陽子(八木亜希子)の遺品を出品することにした林太郎(松重豊)。出品する衣類の中から、林太郎はオレンジ色のストールだけを手元に残しておくことに。

それはかつて仕事で悔し泣きする林太郎に陽子がそっとかけてくれた思い出の品でした。悔し泣きする林太郎が人目に触れないよう、「そういうとこ見られるのが妻の特権だもんね」と言いながらそっとストールをかける陽子。優しく林太郎に寄り添う陽子との回想シーンは、とても心温まる理想の夫婦を描いています。

そして、起業セミナーが終わり、会う口実が無くなてしまった杏花と晴太。二人は以前ふたりで行った場所に、お互いが示し合わせたかのように足を運びます。

そこで母・陽子が亡くなった後の林太郎は半分死んでいたと話す杏花に、林太郎は「杏花さんはどうだったの?」と問いかけます。悲しむ林太郎を目の前にのために、これまで自分の心に蓋をして、頑張るしかなかった杏花。

母の死から2年間、悲しむことも置き去りにしていた杏花は堰を切ったように泣きじゃくり、「会いたいです、これからも」と晴太へ伝えます。陽子の死をやっと悲しむことができたからこそ、「会いたいと思える人と会える今」を手放してはいけないという思いを言葉にできたのでしょう。

そして「ひどい顔してるんで」という杏花に「その顔見る権利、僕にはある気がするんですけど」と言いながら、キスをする晴太。林太郎と陽子のような優しい時間が流れていました。

お互いを大切な存在だと認めながらも歯痒い状態だった二人の急接近。しかし、物理的な距離が近い颯の今後の行動や、晴太の息子・虹郎の存在が二人の関係にどのような作用をもたらすのか、まだまだ目が離せません。

「持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~」最終話の結末予想・考察

「持続可能な恋ですか~父と娘の結婚行進曲~」は吉沢智子脚本によるオリジナルストーリのドラマです。原作はないので、結末は明らかになっていません。そこで最終回まで予想してみましょう。

気になるのは主人公の杏花を巡るシングルファザー・晴太と幼なじみ・颯の三角関係の行方です。晴太へ惹かれる杏花ですが、「友達」から始まった関係が恋愛へ発展するのか。また亡き妻を忘れられなかった父・林太郎と明里は恋することができるのか……。

さまざまな価値観や結婚観など、多様性が当たり前となった現代を描いていく本作。誰かを愛するということを通して「結婚」という形にとらわれない、自分なりの本当の幸せを見つけるのではないでしょうか。

それぞれがハッピーエンドになることを期待して最終回まで見届けたいと思います。

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