MazM: ジキル＆ハイド

1885年9月、イギリスのロンドン。この物語はある男が薬剤を使った実験をしているシーンから始まる。影がかかったその男は一体誰で、何の実験をしていたのだろうか。謎を残しながらも場面は切り替わり、ロンドンではある奇妙な事件が起こるのだった。

「事件の犯人が私の友人、ジキルの家へ……？」弁護士のアターソンは不安が募る中、街の通行人に聞き込み調査を行い、事件の真相に迫っていた。ときには金庫の暗証番号を調べる、お店に入るための合言葉を探るなど、簡単な謎解きなども出題される。そうやって路地や広場、住宅街などへ移動しながら事件の手がかりを集めていこう。

ゲームの主人公・アターソンの友人「ジキル」と、その周辺をうろつく「ハイド」という男。君が隠れる者になるのなら、私は見つける者になる……。あの不朽の名作「ジキル博士とハイド氏」の原作に沿ってつくられているこのゲーム。一語一句じっくり読みながら伏線を回収して、ストーリーを堪能したいところ。物語を知っている人も知らない人も、衝撃のラストまで目が離せない！